家を建てるときに注意するコンセントの場所は、大きく分けて以下の3つです。
家具や家電の設置場所に合わせて設置する
家具や家電の設置場所に合わせて、コンセントの位置を決めることが大切です。例えば、テレビの横にテレビ台を置く場合は、テレビ台の背面にコンセントがあると便利です。また、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、コンセントの位置が離れていると配線が長くなり、見た目にも良くありません。
将来の変化も考えて設置する
将来、家電の買い替えやライフスタイルの変化によって、コンセントの位置が足りなくなる可能性もあります。そのため、将来の変化も考えて、コンセントの数を多めに設置しておくと安心です。また、コンセントの位置を自由に動かせる「可動式コンセント」もおすすめです。
安全性にも配慮する
コンセントは、安全に使用するためにも、いくつかの点に注意が必要です。例えば、水回りには、防水コンセントや水滴がかかる位置には、防水キャップ付きのコンセントを使用しましょう。また、タコ足配線は、火災の原因になるため、避けることが大切です。
具体的なコンセントの設置場所としては、以下のようなものが挙げられます。
リビング:テレビ、エアコン、照明、ゲーム機、パソコン、掃除機など
キッチン:冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、炊飯器、トースター、コーヒーメーカーなど
寝室:ベッドサイド、デスク、テレビ台など
子供部屋:おもちゃ、学習机、テレビ台など
洗面所:ドライヤー、シェーバー、洗濯機、掃除機など
浴室:ドライヤー、シェーバーなど
玄関:掃除機、ヘアドライヤー、照明など
廊下:掃除機、照明など
また、以下のような場所にも、コンセントを設置しておくと便利です。
クローゼット:衣類乾燥機、アイロンなど
書斎:パソコン、照明など
ワークスペース:パソコン、照明など
屋外:ガーデンライト、照明、防犯カメラなど
家を建てる際には、コンセントの位置と数をしっかりと検討して、快適で安全に暮らせる家を実現しましょう。